2014年9月28日日曜日

恋の栖

「好き」の量はどうやって計るのだろう 
誰かが教えてくれるのか 
自分で思い込むのか 
アイツとボク 
どっちが彼女を好きだろう 
あの娘とあの娘 
どっちが僕を好きだろう 

目に見えないものは 
どうやって見ればいいんだろう 

それはまるで 
栖(すみか)から角だけ出している龍のようで 
その全体像が見えない 

僕は龍を見たことが無い 
同じく 
僕は恋を見たことが無い 

目に見えないものを感じるように 
目に見えない恋を感じて行く 

その大きさも分からないまま 
その恋を信じて行く 
君の「好き」を信じて行く 

恋の栖から覗く角は透明で 
その全容も見えないけども 

感じる力は本物で 
僕を足元から支えてくれる 

目に見えないのなら 
先ずは形にしてみよう 

「好き」を声に出してみる 
毎日好きと言ってみる 

見えないものを信じるのは難しい 
聞こえない声を感じるのは難しい 

だから 
好きと言う 

ひとつ言葉にすれば 
ひとつ何かが変わる 

誰かを変える前に 
自分が変わる為に 

僕の好きを 
胸を張って言えるように 
君の好きを 
心の底から信じるように 

毎日 
好きと伝えよう 

いつか 
恋の栖から出てきた龍を 
笑顔で迎えられるように 




2014年9月27日土曜日

心色

色は透けて見える 

どんな布で覆い隠しても 
内側からの光が強ければ色は透けて見える 

ぼやけた輪郭の中に 
色ははっきり透けて見える 

細かい形は分からないかも知れない 

でも 

色は透けて見える 

その強さに惹かれるのかも知れない 

人の思いも同じ 

どんなに陽気な言葉で綴っても 

どんなに綺麗な言葉で隠しても 

文章の端から 
言葉の隅から 

その人の色が透けて見える 

その人の心が透けて見える 

寂しいと 

悲しいと 

苦しいと 

愛してと 

わたしを見てと 

あなたの色が叫んでる 

どんな布で覆い隠しても 
あなたの心が叫んでる 

一人にしないでと 

光が強いほど色ははっきり語ってくる 

わたしを見てと 

僕はそんな光に惹かれるのかも知れない 

僕には無い 
そんな光に惹かれるのかも知れない 





2014年9月17日水曜日

写真

僕等が生きてくその中で 
何度も出現する高い壁 
『難関』と言う名のキツイ試練でも 
全ては自分の為だって知ってた? 
駄目だよ 下向いちゃ  
向き合って頑張って乗り越えて 
前向いて行かなきゃ自分の明日の為に 
二度目はないから 今の人生 

貴方がそんなに辛いなら 
僕が癒しの写真を撮るよ 
支えとなるよ一瞬を切り取って 
それが僕等写真家の役目  
休んで 頑張り続けないで 
たまには写真でも見て癒されて 
肩の力を抜いて 
笑顔になって 

たった一枚の写真が  
世界の全てを変えて行く 
争いを消滅 壁、差を超越 
世界中の皆が笑い出す 

世界の中にはテレビや映画や 
パソコンもない国が 
まだまだ沢山ある現実 
皆は知ってる? この真実 
貧困,独裁,国の圧力  
その国生まれの人々は 
写真とは完全に無縁? 

そんな事はない  
無からでも何かを作り出す  
太陽が草木を照らし 
月が輪郭を浮かび上がらせる 
どんな状況も打開できる  
力と影響もたらす光と影  
そんな一枚を撮る為 
今日も僕等はシャッターを切る 


例えば貴方が辛い時 
そばに誰もいなく悲しむのなら  
僕が助けるよ 心配はしないで 
そばにはいれないかもしれないけど  
同じくらいの力持った  
写真で助けるよ 力になるよ 

どんなにどんなに困難な  
道でも乗り越えさせるから  
信じて! 見て! 素直に感じて! 
背中を支えるこの僕を  
『駄目』とか『無理』とか言わないで  
前を見て進んで 君が決めた道を 
僕の言葉が写真が  
貴方も世界も救うから 
それが愛の力 

たった一枚の写真が 
世界の全てを変えて行く 
争いを消滅 壁、差を超越 
世界中の皆が笑顔になるなら... 

たった一枚の写真が  
世界の全てを変えて行く 
争いを消滅 壁、差を超越  
世界中の皆が笑顔になるなら 

たった一枚の写真で  
世界の全てが変わるなら  
別にいいよ ケータイだって 





2014年9月15日月曜日

素直じゃない彼女

犬だって笑う 

嬉しければちゃんと表情に出す 

悲しくても 
寂しくても 
顔や態度に出るものだ 

人も 
もっと表情に出していいと思う 

もっと素直に 
もっと腹を割って 
当たり前の事を当たり前に言える関係でありたい 

犬に笑われない様に 





2014年9月10日水曜日

目標

夢【ゆめ】名詞 
手の届かない永遠のあこがれ。手の届くモノは夢ではなく、目標。 
一人で見るものが夢。二人で見るものは、目標。 




夢を見た 

白い壁 
緑の庭 
赤い車 
黒い猫 
桜の木 
金木犀 
広い湯船 
ダブルベッド 

夢を見た 

ただいまの声 
おかえりの笑顔 
会話の弾む食卓 
おやすみのキス 
おはようのキス 


夢を見た 

それは 
いつしか目標に変わった 


そう 

目標に変わったんだ 




ただいま 

おかえり 





2014年9月8日月曜日

麻痺

正座をずっとしていたり
同じ格好を長い事していると
体が痺れてきて感覚が無くなる事がある

それは体だけに起こるものではないと
そう、最近気付いた

同じ状況の中にいると
心も痺れて感覚が無くなる

例えば
光届かぬ洞窟の中の恐怖
蒼い海に白い砂浜の安らぎ
オペラ最前列の興奮
桜咲き乱れる感動

そんな状況であっても
それが永遠と続いたら
心は慣れてしまう
感情は薄れていってしまう


大好きな人の隣で笑い合える幸せ
それさえも
いつしか心は麻痺してしまうだろう


人は眠る時に感情をリセットする
そうしないと脳が壊れてしまうからだ

心も
時々リセットが必要なのだ
でないと何も感じなくなった心は

全てを崩壊させてしまう


痺れが治り感覚が戻ってきた時には
もう手遅れだったりするのだ

そうなる前に
心の麻痺を解こう




2014年9月7日日曜日

語録 2


「節目節目で人は必ず大事な人に出会う 
 そう決まっているのだ 
 今は 
 その節目だろうか 
 周りを良く見るといいよ」 



「1つわかったことがある
 こうして新しい恋をしても
 簡単に気持ちが
 消えるわけじゃない

 確かにね
 ゆっくり歩いて下さい」



「昔3匹の猫を飼っていました 
 1匹は石橋を叩いて渡るシャム猫 
 1匹は石橋の手前でUターンする日本猫 
 1匹は石橋の横で川にダイブするチンチラ 

 どの猫も愛おしかったです」 



「別れ際に、泣きそうになっている彼女に 
 キスをしながら 
 『また逢えるよ』 
 振り返らずに行くその背中が最後に見た彼女の姿だ」 





「いくら手を伸ばしても、掴めないものがある 
 いくら声に出しても、届かない想いがある 
 いくら見つめても、見えない心がある 

 人には先のことが分からない 
 もしも未来が視えるのなら 
 これでいいと思えるのかも知れないが・・」 



「僕は頑固で我が侭だから 
 たった一つの色しか持っていない 
 燃える炎 
 情熱の赤 
 それ以外の色を知らない」 



「終わりが悲しいのか 
 悲しいから終わりなのか 
 どちらにしても 
 必ず終わりの時は来るのですね」 




「夢は一人で見るもの 
 二人で見る夢を 
 目標と言うのです」 



「努力している姿は美しい 
 それだけで価値があると思う 

 結果は後から付いて来るものだ 
 先ずはその先へ・・」 



「恋に落ちたのは ほんの一瞬で 
 君を知るほどもっと好きになっていた 

 前半は何とも言えないが 
 後半はその通りだと言える 」 



「年をとるのも悪くない 
 生きている実感がする 

 そんな感じ」 




 「傷」と書いて「心」と読み 
 「涙」と書いて「優」と読もう 
 どこかの誰かが勝手に決めた物語を辿らぬように 



「僕は紅 
 通常の3倍の性能を引き出す色 
 そして 
 豚も飛ぶ色 

 黒はね 
 色の三原色 
 赤、青、緑 
 その3つを足した色なんだよ 
 すべての色が生まれ 
 そして還る場所 
 それが黒なんだよ」 



「1万年と2千年後も忘れない 
 僕はきっと忘れないよ 

 何をかって? 

 それはもちろん 
 モンハンで僕をコテンパンにした 
 憎きあいつ 
 ラージャン」 




    2014年9月6日土曜日

    契約

    悪魔と契約すると 
    願い事がなんでもひとつ叶うそうだ 

    変わりに 
    魂を持っていかれるのか 
    寿命の半分を持っていかれるのか 
    それは分からないが 

    僕のちっぽけな魂ひとつで何かを変えられるのなら 
    それもいいかな…と思ってしまう 


    僕がほんの少しだけ早くこの世を去るだけで 
    君が幸せになれるなら 
    それもいいかな…と思ってしまう 


    そんな事を言うと 
    きっと君は怒るだろう 

    その怒った顔を想像するのも嬉しかったりする 

    男とはそんなバカな生き物なのだ 

    勝手に自分で思い込み 
    それが最良だと疑わず 
    闇雲に突っ走る 

    そんなバカを 
    君は見ていてくれる 
    傍にいると 
    必要だと言ってくれる 

    だから 
    僕は 
    君のために 
    悪魔とだって契約出来るのだ 





    語録 1


    「永遠に時が止まればいいと思う瞬間 
     大切にして下さい」 




    「最近感じるのは 
     片思いの方が楽 
     立場や環境で変わるのだろうけど 
     僕は 
     片思いでいい 
     と最近思う」 




    「本当に 
     人生は難しい」 




    「運命じゃないと思う 
     そんなものじゃないと思う 

     そんな抗えない力の流れじゃなく 
     僕が選んだ必然 
     そんなささやかな人の力」 




    「そんなこと無い 
     何もしてないなんて 
     そんなこと無い 

     人はただ生きているだけで 
     もう誰かの役に立っている 

     ほら 
     僕の役に立っている」 




    「ゆっくりと 
     ふたりのきょりで 
     あるがまま 
     くもがながるる 
     こいのかよいじ」 




    「恋にうつつを抜かさずに 
     何にうつつを抜かすのか 

     そもそも人は 
     恋をする為に生まれて来たのだから 
     それでいいのです」 




    「君にとっての 
     一つの本当はなんだろう 

     僕にはコップ一杯の水しか今は君にあげられない 
     それで足りるかな?」 




    「曇り空、泣くな 待ってる人はいる」 




    「僕の視点はたぶんブレない 
     当然相手の気持ちで物事を判断しない 
     とても身勝手で利己的な都合のいい視点だ 

     『好き』 
     ただその一点でしか物事を見ない 
     とてもわがままな視点だ」