2014年1月31日金曜日

仮面

僕は 
人は嘘つきでいいと思う 
人は仮面を被っていいと思う 

それで楽になれるなら 
それでいいと思う 

人はどこまでも利己的で 
どこまでも傲慢だ 

それでいいと思う 
僕はそれを赦そうと思う 

どんなに裏切られても 
どんなに嘘をつかれても 
どんなに傷つけられても 
それは仕方ない 

人は嘘をつく生き物だ 
人は人を傷つける生き物だ 
人はいつだって裏切る生き物だ 
人は仮面を被って生きているものだ 

その仮面を 
その嘘を 
その裏切りを 
それを赦せずに 
どうして人を信用出来よう 
どうして人を愛せよう 

嘘をつくのが人ならば 
それを赦すのもまた人なのだ 

世界中の人が責めようとも 
僕だけは赦そうと思うのだ 

僕だけは愛そうと思うのだ 





宝の地図

例えば古い蔵から宝の地図が見付かって
何の障害も謎解きもなく
牛乳を買う気軽さで宝を発見したとしたら
その宝にどれほどの価値があるだろう? 

迷い悩んで
同じ道を何度も通り
時には最初から
時には投げ出して
そうやってやっと辿り着いた宝物の方が
きっと輝いて見えるはずだ 

人生も同じなんじゃないだろうか? 

生きていれば立ち止まる事もある 
どこかで進むべき道を間違える事もある 

戻ってやり直せばいい 

また最初から始めればいい 

何度も同じ道を歩いて
何度も同じ景色を見て
何度も同じ朝を迎えて
そうやって辿り着いた幸せは
きっと輝いて見えるはずだ 

もう一度よく考えて
後悔しているのならそこまで戻って
またやり直せばいい 


とても簡単なことだ 





薔薇

薔薇はいい 

切り花では無く、 
地面に根を下ろしている薔薇がいい 

病院へ行く途中で見付けた薔薇は力強く天を目指していた 

周りに他の花が無くとも孤高に咲いていた 

僕もこうありたいと思った 






春生まれの人

余談だが 
僕の知る限り 
春生まれの人は 
種が遠くへ飛ぶように 
遠くへ行きたがる傾向にあるようだ 
みんなそうだった 

逆に 
冬生まれの人は 
雪の下でじっと春を待つように 
そこを動かずにずっと待っているようだ 

始めからうまく行く訳は無かったのかも知れない 

春に芽吹いた新芽は 
雪解け水の事など 
覚えてはいないのだ 

それでいいと思う 
秋の実りに向けて 
どんどん芽を伸ばせばいいと思う 

芽が伸びて 
花を咲かせ 
木が大きくなるほど 
溶けた雪は 
自分の存在を無駄では無かったと思える 

そんな恋もある 





大昔のどこかの独裁国家で行われた人体実験では
赤ちゃんは愛を注がないと衰弱死してしまうそうだ 

寂しさで死ぬのはウサギではない 
人だ 

だから振り回されるのは仕方ない 

それは人だから仕方ない 

いろんな物に 
いろんな人に 
いろんな所で 
振り回されるといい 
振り回されて 
いろんなところにぶつかって 
沢山痣を作るといい 
生きるとは 
愛するとは 
体にも心にも痣を作り続けて行くことなのだ 

その痣を 
その躓きを 
ひとつひとつ組み換えて梯子を作ることなのだ 

いつか梯子の天辺で綺麗な景色を見る為に 

生きるとは 
愛するとは 
そうゆうことだ 

痛い時に笑えるのが人なのだ 





2014年1月30日木曜日

縛り

夕焼けは空の上で誰かが焚き火をしているのだ 

或いは戦っているのかもしれない 

無条件に美しいものなど、この世には無い 

必ずそこには何かしらの縛りがある 
時間だったり場所だったり 

不自由であればある程、自由を感じる様に 

制限がある程、人は美に感動する 


君の美しさもどこか寂しげだった 
もう見る事は出来ないが 





春夏秋冬

改めて世界を見回してみる 
まぁいいところだ 

春には花が咲き 
夏には空が青く 
秋には命が実り 
冬には雪が降る 

そんな当たり前の事が起こる場所 

確かに生きていると色々なことが起こる 
躓く石の大きさも 
立ちはだかる壁の高さも 
道にはびこるイバラの数も 
人によって違うだろう 

でもふと立ち止まって 
足下を見てみる 

躓いた石の脇に咲く花 
立ちはだかる壁に止まる蝶 
道塞ぐイバラから流れる香り 

急ぐ必要は無い 

幸せは当たり前の日常の先にある 

そこに気付ければ 
まぁ、いい世界だ 











2014年1月29日水曜日

絶望〜

今回は日記とゆうより 
ちょっと落ち込んでいる友達へ励ましのエールです 

日差しの温もりと共に君の心に届くといいな 



人はつらい事があると上を向くものだ 

そこには空があり雲がある 

ただ悠久の時の中を風に吹かれている 

誰かが何かで困っていても時は流れるし 
地球は回る 

目線の位置一つで全てがガラリと姿を変える 

悩むのは大いに結構だし打ちのめされて這い上がるのもいいだろう 

ただ絶望するにはまだ早い 

なぜなら 

地球はまだ回っているのだから 






2014年1月28日火曜日

月光

雨の良い所は必ず止む所だ 

どんな長雨もいつかは止んで青空がのぞく 

人生もそうであってほしい 

例え光届かぬ暗闇の道にあっても、いつかはかすかな光が差すだろう 

それが月明かりでもその光は太陽につながっている 

大切なのは信じる事 
信じ続ける事 

月並だが、明けない夜は無い 




『きれいごとだ
それは分かっている
でも 
きれいごとで済むなら 
それが一番いい』



『月が明るく輝いて目に映るのは、それは月があるのが闇の中だから。 
でも、辺りが明るい日中だって、月は夜と変わらず輝いてる。 

人間の眼には、それが輝いて見えないだけ。 

昼も夜も関係ない。 
あなたが 月を忘れなければ。 
輝く月は、いつもあなたの心の中に‥(^^*)』



『流れ星を見ても願い事が浮かばない 
そんな事を考えていたら 
あーそうだ、彼女が幸せでありますようにって 
本気でそう考えてる自分に気付いて 
ちょっと呆れた 
救われない性格だ』



『幸せ って字ってさ。 
上下ひっくり返して眺めても 幸 なのよね。 

そのままの形で、自分の幸せ。 
上下逆さまにすれば、自分の大切な人の幸せが 自分の幸せ になる。

通じ合っていおうがいまいが、
大切な人が幸せでなかったら 大切な人を大切に思う自分のその心 は幸せなんて感じられないものです。 

救われない性格 じゃなくて、幸せを人の倍に感じることができる性格 なんですよ(°° )』




『すごいな君は 
大事な事を思い出したよ 

人の微笑みを自分の幸せに感じられる 
そんな人になりたかった 

もうなってた 

ありがとう』




『こちらこそ ありがとうございます(^^*) 

素敵な恋愛を聞かせてくださって。 
私に ありがとう をくださって。 

ありがとう は感謝を伝えることのできる他、人を笑顔にも幸せにもできる言葉。

心の込められたら ありがとうは 超破壊級なんだから♪ 

私もあなたから幸せを頂きました(*^▽^*) 
今日もいっぱい頑張れます♪』



人は誰かに救われて
誰かを救って
優しさを振りまきながら生きていく

幸せとは香水のようなものだ
誰かに振りかける時に
数滴自分にもかかる